海外日本人研究者ネットワークUJA主催のアワードイベントの開催報告です。
アメリカ中西部において、優れた研究論文を発表した個人を表彰するために、2015年より「優秀論文賞」を開催してきました。開催当初は、ノーベル賞受賞者である根岸英一名誉教授も特別審査員として参加頂いておりました。例年、受賞者には日系企業100社以上の役員が集うインディアナ州日本人会IJC総会にて記念品の授与式と代表者による受賞講演が行われます(本年はオンライン受賞講演の予定)。
対象は締め切りから24ヶ月以内に発表された学術論文となります。留学先にて行なった成果をFirst authorとして発表された論文が対象です。既に帰国された方でも、イリノイ州のコ
ミュニティーJRCC/NUJRA (https://nujra2020.wixsite.com/home)の所属メンバーで上記を満たせば応募資格があります。尚、選考はイリノイ州のコミュニティー内のみで行われ、優秀賞2名および特別賞数名が選出されます(応募数に合わせて受賞者数は変わる事があります)。表彰者は論文内容についてのご講演(5分程度)の機会がございます。更にTwitterなどのSNSやUJA ガゼット、羊土社『実験医学』で発表者が公表される予定です。
選考規定や昨年の受賞者等は公式ウェブサイトからご覧いただけます。
締め切り2021年1月5日となっております。
論文賞に応募される方はこちらのフォームをご利用ください。
また、本年より応募分野の拡大に伴って、PIもしくは経験を積んだポスドクが対象となる審査員の公募をスタートしました。審査終了後に論文賞開催のWEBサイトに審査員の公開をさせて頂きます。これに合わせて、ラボの宣伝(研究員の募集など)などに活用して頂く事も可能です。ご興味がある方は是非、ご登録を検討願います。
UJA論文賞運営委員
高田 望 (nozomu.takata@northwestern.edu)