Japanese Researchers Crossing in Chicago (JRCC): UJA-IJC 優秀論文賞

アメリカ中西部のインディアナ州では優れた研究論文を発表した個人を表彰するためにインディアナ州日本人会(IJC)と研究者の会(Indy Tomorrow)が協力して2015年より「Outstanding Paper Award」を開催してきました。審査にはノーベル賞受賞者である根岸英一名誉教授も特別審査員として当初より参加されております。受賞者には日系企業100社以上の役員が集うIJC総会にて記念品の授与式と代表者による受賞講演が行われます。アメリカ中西部にはインディアナ以外でもミシガン、オハイオ、イリノイなどそれぞれの州に日本人研究者組織があり、UJAでは中西部を繋ぐイベントとして2016年から合同カンファレンス「UJA Midwest Conference」を毎年開催しています。

このUJA Midwest Conferenceをきっかけに今年は論文賞をUJAとIJCの合同イベントとして中西部のより広い範囲に広げてより大きな規模で開催することになりました。中西部でのUJA-IJC論文賞開催後には、論文賞の運営マニュアルや論文賞開催に必要な書類やファイル一式をセットにして、より広い地域への拡大を計画しております。

企画内容：

インディアナで開催されてきた応募要項、審査規定を適用してそれぞれの州から2報ずつ優秀論文を選考して表彰します。選考については、それぞれの研究者団体が事務局として公募、審査を行います。2019年2月にUJAとインディアナ日本人会から審査結果の承認を得た後にウェブサイト等で公開し、受賞者にはIJC総会にて記念品の授与式と代表者による受賞講演が行われます。選考された全ての論文に対してUJAから賞状と記念品が贈られ、各州の最優秀論文にはインディアナ日本人会から表彰盾が贈られます。